KATOのD51 498(Nゲージ新製品)を買いました。これがかなりの良いできです。 画像の奥は旧製品を高校生の頃に加工したものですが、新製品では加工の必要をまったく感じません。 そして、新製品はファインスケールということで、旧製品より一回り小さくなりました。画像ではテンダー後端を揃えています。全長も短くなりました。 正面から見ても一回り小さいのですが、軌間とのバランスを見ると旧製品の方が良いですね。ボディーをファインスケールにしてしまうとスケールモデルとしてのNゲージの破綻がいっそう際立ちます。 また、新製品のライトは一定以上の電圧にならないと点灯しないらしく、ファインスピードで走らせると集電不良のようにチラついてしまいます。 ちなみに旧製品は大学時代にライトを点灯化改造、スノープラウもその頃に作り替えています。先輪のフランジも低く削って、一方で荷重をかけるバネを追加して脱線を防いでいます。(新製品では最初からバネが入っています)ブレーキ管や解放テコは銀河パーツを高校生の頃に取り付けました。我ながら良くできてます。 新製品の最大の特徴だと思うのは、連結棒が実車どおり三分割になっていることです。これは最近のNゲージの「サスペンション化」の流れにのり、D51も第2・4動輪が上下動するために必要なのですが、テンダーも含めたサスペンション化により新しいD51の集電性能は非常に素晴らしいものです。 なお、その結果(というかそれが目的の一つなのでしょうけど)、車体のほぼ中央にある第3動輪に車体重量の大部分がかかっており、そこにゴムタイヤを巻いてファインスケール化による重量減少にも関わらず牽引力を確保しています。 ちなみに旧製品はC57のパーツを使ってコンビネーションロッドを追加しているほか、テンダーに補重して集電性能を上げていますが、新製品ではそのような加工は必要なし。良い時代になったものです。
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