経済学を修めた俊秀会員のいるここで素人論です。今や世界は不景気対策である過剰通貨による投機からやがてはインフレ間違い無しと、年金生活者としては恐れおののいています。インフレ時には貨幣を価値の変わらない物に変えおくというのが鉄則です。昔は貴金属が持ち運びと隠匿が簡単なことで定番でしたが書画、骨董品がこれに続いています、私の所にはどれも無いのですが。 私の好きなテレビ番組に「何でも鑑定団」というものがあり、美術工芸品から稀少品、工業製品でも古いものに高価が付けられ驚かされます。鉄道関係はマイナーなのか未だ殆ど出てきません。ところが最近新聞で「買い入れます」という古物商の広告の中に鉄道模型なる文字があるのに気づきました。果たしてどういうモデルが対象なのか?見事な出来のスクラッチビルド車両かと考えたとき最近某ブログに良く登場する1/87 12mmゲージの機関車の値段を聞いてたまげました。と同時にこれだけの見事な出来で定価(高!)が設定された物で自動車の様に経年劣化もせず量産品でもないので陳腐化もしなければ、投機対象になるのは大袈裟としても資産となり(模型は皆さん大事に扱いますから)インフレ時には、我が家が先の大戦後母の着物の処分で一家食いつないだ如く、上記古物商ルートや好事家間相対取引で下落した円を手に入れることも出来るのではないか、と夢想しました。 過剰流動性と言っても、その過剰な貨幣が自己増大を狙って生活必需品を舞台に投機されると生活が世界的に破壊されますが、書画骨董品など生活必需品でない物に集まるのなら害は少ない、模型も?3フィート6インチのモデルではメジャーではないので無理ですかね。とにかく有り余る貨幣の受け皿としてAKBでも漫画でもなんでも結構、第1,2次産業以下の、趣味業界は4次産業に分類されるのでしょうか、面々に頑張って貰いたいという素人の一席、お粗末様でした。
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