マレーシア東南線の旅(その6)

2013年2月21日
By murakashi

9月20日

この日の予定は、朝からタクシーをチャーターし下ってくる18レをKusial Bridge を渡る列車を下流側の道路橋上から狙い、そのあとTumpat まで追いかける。Tumpat で駅や、夜行列車が2本到着しているはずだからそれなりの写真が撮れるだろうから時間をつぶし、17時発の19レに乗って帰途につくといった段取りである。

8時過ぎにホテルをチェックアウトしタクシー会社へ。マレーシアはイギリスの植民地だったから文字はアルファベットでマレー語の道路標識や地図もなんとか読める。しかし州都コタバルといってもタクシーの運転手の話す英語は一寸難解というより複雑な話は出来ないらしいことが何回も利用していると判ってきた。この日の計画、始めにどこそこへ行き、次にこうしてと説明しても判ってない風情、それならばと地図を開いて指差しながら行っても、どうも地図を読むことが出来ないのではないかと思うような顔つきである。そこで、作戦変更、全計画を説明することは諦めてステップバイステップで行くことにした。先ずは「Tanah Merah駅へ」と指示、それとこの区間の金額も決めておく。駅へ先ず行くのは18レがどれくらい遅れているか聞くためである。約40分遅れと聞き出しKusial Bridge へ、車をUターン待機させコンビニで買ってきたパンとジュースで昼食。当然運転手分も買ってきてあるので一緒に食べる。親切とかではなく、ここで去られてはこちらが路頭に迷ってしまうから当然の策である。

13時1分約1時間遅れでやってきた。可成りの高速で通過。残念ながら風もなく全体にヘイズがかかってしまった。

追いかけ開始、m野さんはビデオも撮るので助手席に座って貰いTanah Merah 駅に未だ出発していないことを念じて行ったが既に出た後、ところが走れども走れども、ところどころ線路に近いところも通るのだが追いつけない。これは14時、間もなくTumpat であるが遂に一度も見えなかった。道路は舗装してあるが高速道路ではなく、人や自転車も通るしせいぜい70~80キロくらいしか出せないから平均速度は60くらい、これでは向こうが交換待ちで一寸長く停まらない限り無理だった。そして、ダイヤを見たら交換列車はやはり無かった。追いつけないはずだ。

もう列車の入れ替えが行われていた。手前は駅ホーム。

14時過ぎにTumapt に到着したら18レはもうホームから引き上げられ客車区へ転線中だった。ここは行き止まり駅で隣接して広いヤードと機関区があり回りには金網塀が巡らされているが外からでも写真が写しやすい。これはターンテーブル。ディーゼル機関車は両端にキャブがない機種では、エンジンが前に来ると蒸汽機関車同様前方が見にくい。韓国でも堤川に有ったが牽引するときキャブフロントになるようターンテーブルを使っていたが、ここでも同様に使っているのだろう。縁は煉瓦積みで時代を感じさせられる。蒸機時代から使われてきたに違いない。

14時30分、30分遅れでローカルの85レが発車して行く。この駅もホームが一つで、Malayantiger が14時に到着するので、その到着した列車がどかないとこの列車をホームに入れられず、玉突きで発車が遅らされてしまった訳である。一駅一ホームが始発遅れを作り、この発車遅れが途中交換予定の対向列車の運行に影響して行くのである。実際に、このあと乗車した上り19レがダイヤ上ではWakah Baharu と交換するはずの下り85レと次のPasir Mas で交換している。

14時40分に側線に押し込められていたブルートレインの引き出し、これは編成が長く本線上に入ってしまうのでローカルの発車を待って行われる14時に着いた列車の機関区(兼客車区)への入れ替えであった。

時代物の煉瓦作りの機関庫、蒸機が顔を出しているところを見てみたかった。

駅舎はこんな様子。手入れの行き届いたきれいなホームである。

駅待合室でTigertrain の宣伝をやっとみつけた。MTTというのはマラヤンタイガートレインのこと。

Tumpat 駅時刻表、3時50分から21時15分迄、始発の3時50分は定時で出て行くとして21時15分の最終到着は???、連日の遅延(=残業)で大変だろなあ。

16時30分Malayantiger のホーム入線が始まった。これから乗る個室寝台車。

この写真を撮りたかった。ガラスが割れている(客室ガラスで割れているところもあった)。これは投石ではなく、このあと走り出して判ったが、行けなかったジャングル区間で線路脇の木の枝がばしばし車体に当たっていたのでこれが多分原因。

17時Tumpat 定時発車、日本ではドアはエアーで閉めきりとなるが、ここはマレーシア、他客車と同じくフリーだから走行中でも手で開けられる。自分は右利きだからこの写真を撮る姿勢が一寸つらい。

17時26分Pasir Mas 到着場内信号は左(一本しかないホーム)側を示している。ここで遅れの対向列車と交換するため、客扱いした後又ここまでバックして右の側線に入る。こんな事をしている間に列車は10分遅れとなった。

あこがれの個室。只自分が特急寝台に乗ったのは1975年迄で当時はこのタイプのA寝台が無かったのでは?しかしB寝台しか乗ってないので縁無き世界。テーブル上のビールを入れようと日本から持参したアイスバッグが空しい(売ってなかった)

洗面台も100Vコンセントも機能している。浴衣は、さすがに無い。  さあ、これで明日朝はJohoru Bahru だ、が遅れないことを祈る。折り返してKuala Lumpur 迄乗るButterworth 行き2レの発車が9時12分であるから、間に合わなけれ手前の駅で途中下車し2レを捕まえなければならないからだ。

コメントをどうぞ