元京王5000系のアイボリーカラー復活を機会に、富士急の主要車両の近況をレポートします。

山スカ色115系と並ぶ京王カラーの1000系1001F
因みに京王アイボリーの色調は、偶然にも新幹線0系のアイボリーと同色とのこと。
但し登場は京王が1963年、0系が1964年で京王の方が早い。
◆1000系
元京王5000系をMcMc’2連ユニットとしたもので、年に計9編成18両が登場したが、内2編成は2012年3月までに廃車され、現在は7編成が在籍している。
この内ロングシート車はモハ1000形+モハ1100形で2編成、セミクロスシート車はモハ1200形+モハ1300形で5編成ある。
オリジナルカラーの4連
登場時は全編成がこの青系オリジナル塗色であったが、次第に塗色変更車が増え、現在残るのは2連3本のみとなった。
今回京王カラーに変更された1001Fは、最近まで茶色系2色塗分けで昭和20年代の富士急色となっていた。
落ち着いた上品な色調で1000系にも良くマッチしていた。
2009年に2扉車に改造の上、水戸岡デザインの手により内外をリニューアルして特別車両となった。
普通列車として運行しているが乗車には着席券¥200が必要。
その他、赤系塗色のマッターホルン号や、青と淡緑塗分けの昭和30年代富士急色となっている編成がある。
JR東の165系「パノラマエクスプレス アルプス」を譲り受けたもので、3連2本で現在も「フジサン特急」として運転されている。
3連は片側がパノラマ形のクロ2000形、反対側は165系先頭車のクモロ2200形だが、第1編成と第2編成ではパノラマ車の向きが異なる。
乗車には乗車券の他、特急券¥300に加えパノラマシートは更に着席券¥100が必要。
登場から10年以上経過しており老朽化が進行している。まんがチックな奇抜な塗装も、そろそろセンスあるカラーにリニューアルして欲しいもの。
もっとも部品取り用の165系車両も不足しているので、延命が可能かどうか微妙になってきた。
1975年に富士急のオリジナル設計で新製された最後の車両。国鉄165系と同じ車体寸法の2扉セミクロスシート車。
JRのローカル線区用としても通用する本格設計だが、製造は2連1編成のみに終わった。
1976年のローレル賞受賞車。種々のイベント塗色を経て現在はトーマスランド号としてお子様向けの塗色を施されている。
車令からみて前途は楽観できないが、そろそろ登場時の富士急カラー(青と淡緑)に戻して欲しいと思う。
2012年に登場した富士急の最新車両だが、元はJR東の205系である。McM’Tc3連で、これまでに3編成が入線済み。
この内、2編成は側窓が2段窓の205系量産先行車、1編成が1段下降窓の量産車で、富士急では前者を6000番台、
後者は6500番台として区分している。入線に際し内装を水戸岡デザインによるリニューアルが施され、塗装も手を加えている。
先頭クモハにはシングルアームパンタ2基搭載。
なんとなく仙石線のような雰囲気ですね。
以 上





