デッドウエイトカー?

2010年8月22日
By 野口真弥

エモッソン湖のケーブルカー

モンブランのふもとの街、シャモニー(フランス)からスイスにちょっと入ったところにあるエモッソン湖。ダム湖なのですが、そのダムを建設した時のケーブルカーやトロッコが観光用に運転されています。

そのケーブルカーがこれ。なんと最大89%という急勾配です。勾配が変化するところでは重力加速度が相対的に足りずケーブルが浮き上がってしまうため、架線柱のような「プーリー柱」があったりします。車体ももはや鉄道車両というより、搬器です。

201008訪問

 

 

 

 

 

 

 

終盤に現れる謎の台車

角度にすれば37°ですが、乗ってみるとほとんど垂直に近い(ただのエレベーターか?)のではないかと感じられる勾配を上って行くと、謎の台車が現れました。ここからはこの台車を連結(ただ押し上げるだけなので、連結とは呼ばないかも)して上がっています。

なんじゃこりゃ?

どうやら

上の方では勾配が緩く、上下の搬器の走行距離は同じでも垂直方向の移動距離が異なるためバランスがとれない。そこで、上にいる搬器に死重を足してバランスをとっている。

 

ということらしいです。

なるほど。

ちなみに、線路の横は水力発電所の導水管跡と思われます。

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